鵜川こんにちは!本質美容経営塾のウカワレイ(@reiukawa_arete)です。
あなたは、小規模サロンの魅力ってなんだと思いますか?
お客様は、どうしてあなたの小規模サロンを選んでいると思いますか?
僕は、技術以外にも魅力を感じ、価値を見出して下さっているからだと考えています。
ぶっちゃけ、早くて安くて上手いし予約も取りやすい方がいいなら大型店の方がいいわけです。
にも関わらず、あなたの小規模サロンを選ぶのには、他に理由があるわけですよね。
今回は小規模サロンの価値について考えてみたいと思います。
一見有利にみえる大型サロン経営
美容業界では未だに
- 店舗数が多い
- スタッフ数が多い
- 駅前立地
- 広告費が当たり前
そんなサロンが有利にみえるかもしれません。
しかし、実際にはスタッフ1名〜数名以内の単店舗経営、小規模サロンの熱狂的ファンのお客様は少なくありません。
お客様は何を求めて下さっているのか。
小規模サロンのどんなところに価値を見出して下さっているのか。
ここを考え続けることこそが、価値提供に繋がるのではないでしょうか。
厚生労働省のデータ
2025年の厚生労働省のデータですと、美容室軒数は27.4万軒
また、美容師人口は57.9万人となっております。
単純計算ではありますが、サロン一軒あたりの従業員数は2.1名ということになるのです。
一方で都市部の駅前ともなると、大型サロン(10席以上あるようなサロン)も珍しくないかと。
つまり、スタッフが1〜2名ほどの小規模サロンが多いということが推測できるかもしれません。
出店コストやリスク、人手不足などを考えると自然にも思えます。
これには単に、運営側の事情だけではなく消費者(お客様)のニーズも関係していることでしょう。
実際、鵜川が経営するAreteは夫婦サロンで、スタッフは妻と僕の2名のみなのですが
お客様の多くは「大型サロンが苦手」と仰います。
大型サロンが苦手な理由
大型サロンのメリットは
- 予約が取りやすい
- 小規模サロンに比べて早くて安い場合が多い
- 活気がある、賑やか
この辺りでしょうか。
一方で大型店が苦手なお客様のお声には主に以下のようなことがございます。
1.流れ作業に感じる
担当者はカウンセリングとカットのみを担当
カラーもパーマも縮毛矯正もシャンプーもブローもスタイリングもお会計までも
アシスタントやレセプションの方が担当外のスタッフが対応することで
- 「流れ作業で忙しい」
- 「工場のコンテナに乗せられた商品みたいに感じる」
- 「数時間の間に同じ話を何度もさせられた」
- 「座っているだけなのにこっちが疲れる」
これは実際によくあるお声かと…
2.落ち着かない
先ほどの流れ作業が大きな原因かと思いますが、落ち着かないと感じる方は少なくないでしょう。
入れ替わる担当者、出入りの多い店内
人が多く、騒がしい
ゆっくり過ごしたい方にとってはデメリットかと。
3.何度も説明をしなければならない
担当者以外にも担当アシスタントが何回も変わるなんてことも大型サロンでは珍しくないこと。
その都度、同じ説明をさせられて疲れたなんてお声も少なくありません。
- 「前髪はどっち流しですか」
- 「ホームケアはどうされていますか」
- 「アイロンやコテは使いますか」
- 「この後、お出掛けですか」
これが毎回ともなると、嫌に思う方もいらっしゃるでしょうね。
4.担当者が変わってしまう
これもよくお客様からいただくお声なのですが
- 「担当者が異動でいなくなってしまって」
- 「担当者が辞めてしまって」
- 「他の担当者を紹介されたのですが」
など、担当者が変わってしまう可能性が高いのも大型店あるあるかもしれません。
美容業界に限ったお話ではありませんが、転職するのが当たり前の時代
特に、美容業界は転職がしやすい業界でもありますからね。
お客様が小規模サロンを選ぶ理由は
先ほどの大型サロンのデメリットを考えればみえてくることでもありますが
小規模サロンには大型サロンにはない魅力があること
それをお客様は求めて下さっているかもしれません。
1.自分のことを理解し大切に扱ってくれるサロンと担当者を求めている
大型サロンでは、一度の施術だけでも担当者が入れ替わることもしばしば。
また、数年単位で考えても何度も担当者が変わってしまい、引き継ぎ不足が起こることも。
一方で小規模サロンでは、マンツーマン施術が基本
また、オーナー自身が担当していることも多く、担当者の入れ替わりもほぼないことでしょう。
我々からしたら当たり前かもしれませんが
- 悩みや理想を理解してくれている
- 履歴を事細かに覚えてくれている
- ライフスタイルまで把握してくれている
こういったことを何度も説明しなくていい
当たり前に把握した上で、施術してくれる
というのは、お客様にとって大きな価値なんですよね。
たとえ、仕上がりが全く同じだったとしても「私のことをよく理解してくれている」
という安心感がプラスされると、仕上がりの感じ方は違うでしょうね。
お客様は髪を切るためだけの場所を探しているわけではない
多くの理美容師さんは、技術力で選ばれていると勘違いしています。
早くて上手ければそれでいい
それしか求められていない
そんなお客様ももちろんいらっしゃるとは思います。
しかし、小規模サロンのお客様が本当に求めているのは
- 安心感
- 信頼感
- 理解力
- 専門性
- プロフェッショナル
だったりします。
髪を大切に思っていれば、誰に任せるかは大切なこと。
自らのサービスをしっかりと自信を持って提供できる
そして、それがお客様に伝わりやすい
これも小規模サロンの魅力でしょうね。
3.効率以上に居心地や空間性を求めている
大型サロンの方がスタッフが多く、予約も取りやすい
回転率も高いので、価格も安い
それでもなぜ、小規模サロンを選ぶのか
効率化ばかりを求めていない方もいらっしゃるということです。
早くて安いのが正義なのであれば、三つ星レストランは不要なはず
大型サロンと小規模サロンは土俵が違うのです。
大切な会食でチェーン店のファミレスを選ばないのと同じで
ご自身を大切にしようと、価値の高い美容サービスを選びたい方は少なくないのです。
そういったお客様は、技術などの最低限のサービスはもちろんのこと
居心地や空間性に価値を見出して下さいます。
- ごちゃごちゃしていない
- 人の入れ替わりが少ない
- ガヤガヤしていない
これらは大型サロンにはない、小規模サロンの魅力なのです。
まとめ
お客様は
「大きいサロンだから」と通うわけではありません。
「安いサロンだから」と通うわけでもありません。
大きさや安さには、いくらでも代わりがあるでしょう。
お客様が我々小規模サロンに求めて下さっているのは
- 安心感
- 信頼関係
- 居心地
- 空間性
など、大型サロンと比べて小規模サロンが訴求しやすいポイントだったりするわけです。
え?そんなこと?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方はぜひお客様に直接「どうして通って下さっているのですか?」と聞いてみると良いでしょう。
それが、答えです。
また、一番はあなたという「商品」
つまり「人」に魅力を見出して下さっているのでしょう。
だからこそ、マンツーマン施術に価値があるのです。
長時間施術で予約が取りにくくても選んで下さるのです。
大型サロンと小規模サロンでは、提供しているサービスが違うのです。
どちらが良い悪いではありません。
それはお客様が決めれば良いこと。
お客様は、自分が求めているサービスを提供してくれるサロンを選んでいるだけのことです。
だから、小規模サロンは大型サロンを真似る必要がないのです。
提供サービスも価格も別物で構わないのです。
もし、あなたが小規模サロンを経営しているのなら
規模の小ささを弱みと捉えてしまうのではなく
お客様への「提供価値の最大化を図れる強み」として捉えてみてはいかがでしょうか。
鵜川自身もその強みと長年向き合ってきました。
そして、7年間で5回の価格改定
技術単価は、約4倍
店販単価は、約25倍
に、繋がったのです。
これに必要だったのは、向き合い方の工夫だけです。
サロンとサロンのお客様、そして、何よりご自身との向き合い方
悩んだらサポートいたしますので、お気軽にLINEでメッセージ下さい。









