鵜川こんにちは!本質美容経営塾のウカワレイ(@reiukawa_arete)です。
あなたのサロンには、なんとなく置いてしまっていたり使ってしまっているものはありませんか?
そのなんとなくは、もしかしたらお客様の体験の質を下げているかもしれません。
個人的には、時代が移り変わっているにも関わらず、そのまま使われてしまっているものもあると感じています。
今回は、多くのサロンさんに普通はあるけどAreteには無いモノ。
無い方が好ましいモノを4つご紹介いたします。
最後まで読んでいただくとこれからのサロンづくりの考え方が変わる方も少なくないことでしょう。
客単価40,000円(技術24,000円、店販16,000円)の当店での常識
脳死で当たり前かのように置いたり使用されている方は、是非ご参考になさって下さい。
東京都江東区 門前仲町 木場の夫婦サロン Arete(アレテー)
1.時計
時間は大切だからなぁ、お客様が時間をいつでも確認出来るように時計は必要だよなぁ。
そんな風に考えてしまっていませんか?
Areteでは、時計は置きません。
サロン内では「時間や日常を忘れて過ごせる空間設計」をしているからです。
これは、内装設計に限らずサービスの細部にまで落とし込んでいることでもあるのですが、時計を置かないという選択もその一つです。
スマートフォンは1人1台以上持っているのが当たり前の時代。
更には、腕時計やスマートウォッチをされている方も少なくないかと。
なんならiPadなどのタブレットをご用意されているサロンさんも多いですよね。
時間は、四六時中好きな時に各々確認できるわけです。
ですが、当たり前のようにサロンの目立つ場所に時計を置いませんか?
時計をアートやインテリアとしてさりげなく飾っているのであれば理解ができます。
そうではなく、時間を確認できるようにと親切心で置いてしまっていませんか?
その親切心はもしかしたら仇(あだ)になってしまっているかもしれません。
お客様が我々の美容サロンでお過ごしになるお時間は、非日常であり特別なお時間です。
数ヶ月に一度の楽しみ、ご褒美のようにお考えいただいている方も少なくありません。
そんな非日常的な美容体験の場では、時間を忘れたひとときを過ごしたい方は決して少なくありません。
そういったお客様にとって、時間は目に映らない方が良い情報のひとつだったりもするのです。
先述の通り、確認したい時にはご自身で簡単に確認できるわけですからね。
情報過多なこの時代に、「時間」という一つの情報をお客様の中で減らして差し上げる。
時間を忘れたひとときをお過ごしいただく。
現代の特別な美容体験には、こういった情報の引き算をする必要があるかもしれませんね。
ただでさえ現代人は、時間や情報に追われていますからね。
2.電話
web予約やLINE予約が主流の時代には、電話をおくことはメリットよりもデメリットが多いかもしれません。
「電話がないと予約を取れないお客様がいるのでは?」と思うかもしれません。
ですが、それでも当店の予約は大変有り難いことに満席ばかりで、お客様から不満のお声を頂戴したこともありません。
電話予約が主流だった時代はとっくに終わっています。
リクルート社の調査データによると、2019年の時点でweb予約が電話予約を上回ったそうです。
とはいえ、もちろん電話予約をしたいという方もゼロではなく、いらっしゃることでしょう。
それでもAreteでは、電話は置きませんでした。
なぜか。
理由は先ほどと同様にお客様の特別な美容体験のためです。
あなたもお客様からこんなお声をいただいたことはありませんか?
「今日の予約をずっと楽しみにしていたんです」
「今日のために仕事頑張って終わらせてきました」
「今日久々の1人時間でやっとゆっくりできます」
似たようなお声をいただいたこと、きっと一度や二度ではありませんよね?
お客様はご予約をとって下さり、貴重なお時間を我々に共有して下さっています。
その施術、接客中に電話が鳴ってみて下さい。
お客様を一人でお待たせしてしまう。
会話が途切れる。
他者との見えない会話が聞こえる。
そして、恐ろしいのが次にまたいつなるかも分からないこと。
数秒後、数分後にいつまたかかってくるか分かりません。
お客様の特別な美容体験において、このような体験の質が下がる原因は排除していくべきでしょう。
電話を置かないという選択肢を取るだけで、電話によって体験の質を下げ続けているサロンさんとは差別化も図れます。
これも価値提供のひとつになり得るわけです。
目の前のお客様の大切なお時間と体験を邪魔するものは極力減らしていきたいですよね。
予約数を一件でも増やすことを最優先するのであれば、電話は置いた方が良いでしょう。
ですが、美容体験の質向上を考えれば、電話は置かない方が好ましいでしょう。
体験の質が上がれば、単価もリピート率も上がります。
あとは、営業電話、詐欺電話がこないのも最高です。
我々の集中力が上がり、施術や接客によりフォーカスできますよね。
3.フロント(受付)
意外とあるのが当たり前になっているフロント(受付)
大型サロンや予約不要サロンのような不特定多数のお客様が行き交うサロンでは必要かと存じますが、小規模サロンでは必要性は一度考えるべきでしょう。
電話がなければ電話を置くフロントが必要ないのが理由のひとつ。
そして、先述の通りweb予約が主流で電話を置かないとなると、紙の予約表すら要らない。
更には、キャッシュレス決済が主流の時代
現金決済が多いのであればレジカウンターが必要かもしれませんが、多くの場合でキャッシュレス端末ひとつあればお会計がものの数秒で終わります。
バックルームに現金を少し用意しておけばそんなに不便なことはないでしょう。
フロントでキャッシュトレイを介したお会計が必要なんて時代は、既に過去のことなのかもしれません。
紙の予約台帳の代わりにスマホやノートパソコンが1台、レジカウンターの代わりにキャッシュレス端末1台
それぞれ置ける場所さえ確保できれば問題ありません。
特に都心部では限られたスペースでのサロン開業が多いと存じます。
フロント(受付)が無いことで省スペースに繋がり、サロンの空間性が高まったり、内装設計の幅が広がったりすることにも繋がるかもしれませんね。
4.シザーケース
わざわざ説明をする必要もないと思いますが、そもそも衛生面的にアウトです。
以下のページで厚生労働省が見解を示している通り、法律上はアウトな場合が殆どということ。
・理容所及び美容所において使用する器具類の衛生管理の徹底について(◆平成21年06月18日健衛発第618001号)
衛生的な観点からも推奨はされていません。
これは全国の管理美容師講習でも周知のことですよね。
また、我々理美容師の腰や肩への負担を考えても使用は控えた方が良いかと。
毎日少しずつ身体の歪みを生んでいることが、将来的に強い症状として帰ってくるかもしれません。
身体は資本であり、我々にとっては商売道具ですからね。
一年でも長く現役でサロンに立ち続けたいのであれば、今すぐ使用をやめることをオススメいたします。
サロンをデザインできているか
これからのサロンづくりにおいて重要なのは「何を足すか」ではなく「何を削るか」です。
多くのサロンさんが
- メニューを増やす
- 設備を増やす
- 薬剤を増やす
- サービスを増やす
という足し算ばかりに必死になっています。
なので、ありがたいことに無いということや引き算も立派な差別化になります。
だって、わざわざ買わなくて良いんですよ(あざっす)(小声)
モノや情報が溢れている時代だからこそ、余計なものが無いことは価値に繋がるのです。
Areteでは、お客様の時間と体験を最優先に考えた結果、今回ご紹介したような選択をしています。
もしあなたのサロンにもなんとなく当たり前になっているモノがあるのなら、一度よく考えてみて下さい。
それは本当に、お客様のためになっているかどうか。
お客様の特別な美容体験のためにサロンをデザイン(設計)できているかどうか。
デザイン(design)は、ラテン語のdesignareに由来すると言われています。
de = 分離(不要なものを取り除く)
sign(signage) = 示す(重要なものを示す)
つまり、デザインは「単なる見た目ではなく、余計なものを削ぎ落とし重要な本質を形にすること」
ぜひ、想いを形にして表現していきましょう。
もし、あなたがお客様の美容体験の質を高めたいのなら、いつでもお気軽にご連絡下さい。









